him/001診療情報管理士とは

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ICD10 国際疾病分類第10版(2003年改訂)
http://www.dis.h.u-tokyo.ac.jp/byomei/icd10/index.html

診療情報管理士(HIM:Health Information Manager)の歴史

 1972年:日本病院協会による通信教育が開講
 1974年:診療情報管理士誕生(一期生 受講生159人→管理士は82人だったそうです)
 1996年:診療録管理士から診療情報管理士へ改称
 2005年:診療情報管理士指導者(HIA:Health Information Administrator)制度発足

 診療録管理士・・・2321名
 診療情報管理士・・11932名(2006年時点)

診療情報管理士の業務

 1)患者情報の収集
   診療記録の監査
   ・量的点検(形式監査) 記載の漏れが無いか?書類が揃っているか?
   ・質的点検(内容監査) 診断名・検査の妥当性、コーディング(診断名等の分類・・ICDコード)
 2)診療情報の管理
   診療記録の保管 診療記録の番号のつけ方、保存の仕方、貸出管理(アリバイ管理)
 3)診療情報の活用
   ・索引業務 診療情報の検索 患者氏名・医師・傷病名
   ・資料作成 入院患者数・平均在院日数・病床利用率、回転率・・・
   ・診療情報の提供 

診療情報管理士が必要とされる理由

医療の質の向上の為に必要不可欠なスタッフ

EBM(Evidence Based Medicine)

医師の経験だけに基づかない医療へ
  EBMとは「(科学的)根拠に基づいた医療」を指します。
  より質の高い臨床判断を行う為に自身の経験だけではなく、
  様々な判断材料を元にして、最適な医療の提供を目指そうという考えです
  診療情報管理士は、日々の業務で判断材料の元となる診療情報を正しく蓄積するだけではなく診療情報から得られたデータを他の医療スタッフと共有し  様々な調査・検討から、よりよい医療を模索していきます

DPC(Diagnosis Procedure Combination)

出来高払いから、定額+出来高払いへ
  DPCとは「包括的診療報酬制度」のための「診断群分類」の事で日本で開発されたものです。
  現在我が国で行われている出来高払い方式の診療報酬体系の
  問題点の解決を目的に導入され始めています。
  DPCのコードは診療情報管理士が行うICDコーディングと密接な関係があります。
  医療機関が「包括的診療報酬制度」に対応するために
  診療情報管理士は必要不可欠な人材です。

病院評価の観点

第三者からの評価で信頼される医療機関へ
  病院を客観的に評価する指標として(財)日本医療機能評価機構が実施する
  「病院機能評価」があります。現在認定病院は2399施設(全数8892)
  (2007年10月1日現在)と多くの病院が受審しています。
  Ver5の評価項目には、診療録管理部門の体制として診療情報管理士
  またはこれに準ずる担当者が適切に配置されている事が求められています。
  (退院患者2000人/年 に一人を目安。最低一人は有資格者)
  その他の項目でも診療記録が適切に行われているか等、
  診療情報管理士の果たす役割は大きく、医療の質の向上に結びついています

診療報酬制度の観点

診療情報管理を適切に行う医療機関が求められている
  我が国の診療報酬制度において、2000年4月より「診療録管理体制加算」が制度化されました。
  その中では1名以上の診療録管理者が配置される事が条件となっております。
  その他にもICDによる疾病分類をされている事も求められており、必要な知識を持つ
  診療情報管理士の存在は必要不可欠です。

参考文献:診療情報管理士テキスト 診療情報管理Ⅲ 専門・診療情報管理編(日本病院会)  

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